2人目を欲しがる放蕩DV夫とは別れるべきだ

あなたを繋ぎ留めるための打算かもしれない

彼への情が少しでも残っているなら、もう少し計画性を持ち、家族への経済的な責任も果たすよう真剣に話し合うべきだと言いたいところですが、彼は一緒に暮らすほど、心身ともに苦労させられるタイプだと見ました。

はっきりしていることは、どれだけ収入があるかで人間性を判断することはできないということです。才能や能力は欠かせませんが、運や縁で、その収入が高くも低くもなることがあるからです。

しかしどのような金遣いをするかで人間性は出ます。

物欲が深く、収入以上に出費する人などは、その性格や価値基準に問題があり、パートナーがいくらしっかりしていても、経済的な破綻は免れません。「貧すれば鈍する」というように、それは往々にして人間性や人間関係の破綻にもつながるものです。

「お金の使い方」で家族は決まる

典型的な3人きょうだいを紹介させてください。次男は自営業で羽振りがよく物欲も旺盛です。遊興費や家具調度品・食費にはお金に糸目をつけず使う人でした。ただ1つの難点は計画性がなく、好調な自営業も一生続くと疑わず、年金でもらえる額をはるかに超える貯金があると豪語し、年金も保険もかけない人でした。

長男は極薄給のサラリーマンでした。「お金を使うのが好きな弟がいる」という理由で、親の誕生日などの交際も一切しませんでしたが、年金はしっかりかけていました。「舌を出すのも嫌いな夫婦」と悪評は高いのですが、この夫婦の家計はいつも黒字で、「貧しても鈍せず」「貧しいながらも楽しい家族」のマイペース型でした。

兄弟の姉は、「長男夫婦は困った人たちだ。世の中に自分たちしかいないような、最低限の交際費も出さない。しかし、次男はもっと困った金遣いだ。景気がいつまでも良いとは限らず、良いときの今こそ金銭感覚を正さないと、景気が悪くなったとき、あの派手な生活と物欲が変えられず、破滅するかもしれない」と案じ、次男には「稼ぐ自慢より、使い方の自慢をしなさい」が口癖でした。

小さな自営業は浮き沈みがあるものです。沈んだときも見越して景気の良いときにいろいろ手を打つのが企業人だと思うのですが、良いときにそれが一生続くと慢心した人の末路は決まっています。

40年後の現在、長男夫婦は年金で、健康に穏やかに暮らしておられます。次男は派手な生活で不摂生もたたり、健康は害するは商売は倒産するは、そして無年金で妻子にも逃げられ、とても悲惨な状態です。

どれだけ稼ぐかよりは、それをどのように使うかで人生の質が決まる、典型的な兄弟の例です。

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