しかし、その他のメンバー、エクソンモービル、ましてやGE、シティ、JPモルガン、バンカメなどすべてが、日本人の生活にかかわっていたことはごくまれでしょう。シティに個人口座をお持ちだったり、ガソリンスタンドでお世話になったという方はいたかもしれませんが、シティはすでに日本からは撤退しましたし、GEと取引していた、という人は少ないでしょう(ましてや、GEの電化製品を使っていたなんて人もほとんどいないでしょう)。
そら恐ろしい速さで拡大するアメリカの巨大IT企業
しかし、今の「トップ5」を見て、戦慄を覚えなかったら、あなたは病気です……とまで言い切っていい。
日本人の多くが、つまりこれを読んでいる皆さんの多くがiPhone をファッション代わりに持ち歩き、グーグルで検索し、アマゾンで買い物し、FBでつながりまくっている……。これらの会社の存在なしで生活できる、と言える日本人は皆無でしょう。
つまり、彼らのうち、だれか1人の経営者がろくでもないことをたくらんだりしてしまうと、皆さんの生活そのものが影響を受けたり、下手をすると吹っ飛びます。それは危機、というより、もう震災に近い話でしょう。そしてそれは日々現実のものになりつつある。なぜならその迫りくるスピードは皆さんの予測を超えてはるかに速い。
面白い数字をご紹介していきます。
5000万人のユーザーを獲得するのに、
テレビ13年(これは5000万世帯)
インターネット4年
とインターネットの普及スピードは格段に速くなっていました。
しかし、今や、けた違いの10億人のユーザーを獲得するのにでさえ
Gmail 10年
FB9年
しか、かかっていません。
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