イギリス「離脱強硬派」が怒りを隠さない理由 「きっぱり離脱」を求める声が広がっている

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2時間ほどの集会が終わり、帰り支度をする参加者の何人かになぜLMLを支持するのかを聞いてみた。

大学に勤めるという女性は「名前は出さないでほしい」と言いながら、「国民投票では残留を支持したが、今は離脱を支持している」と述べた。

「選挙の洗礼を受けていないEUの官僚たちがEU運営に大きな実権を握っていることや、離脱しても教育界はそれほどの影響を受けないことがだんだんわかってきたから」

「政治家たちは離脱すれば恐ろしい悪影響が起きると繰り返してきたが、はたしてそうだろうか」 

離脱支持者たちの言い分

2回目の国民投票に相当する「国民の投票」は実施されると思うかと聞くと、「イギリスは民主主義の国。いったん国民投票で離脱と決めたのだから、これを蒸し返すことはないと思う」。

ジェフリーさん(筆者撮影)

女性の夫ジェフリーさんは、フランスに別荘を持つほど欧州諸国とは近い関係にあるものの、離脱に票を投じた。「ドイツやフランスが主導するEU帝国の中に入っていることに耐えられなくなった」。LMLの「離脱は離脱だ」というメッセージに強く共感したという。

眼鏡姿の男子学生に声をかけてみた。「2016年の国民投票ではまだ選挙権がなかったから投票できなかったが、今もしあれば、離脱を選ぶ」。若者層はEU域内を自由に行き来できるため、残留を支持する人が多いがというと、「離脱してもそれほど不自由になるとは思えない。外国で何かに貢献できるようなスキルがその人にあるかどうかの問題ではないか」。

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