ポケモンGO、上司の友達申請を断るべき理由

「フレンド機能」で注意すべきポイントとは?

さらに、親密度をアップさせるために「毎日ギフトを送るように」などの指示を上司から受けるパターンや、「セレビィ」を入手するためにフレンドになることを頼まれ、断りきれなかった事例も実際に発生しています。

フレンドには最後に捕まえたポケモン情報が筒抜けだ(写真:ポケモンGOより)

以前とある有名MMO(多人数同時参加型オンラインゲーム)で、ゲーム内のギルド(グループ)に部下を参加させ、レアモンスターへの見張りを休日も行わせていた事例を知っていますが、このギフト指示はそれのライトなバージョンといったところでしょうか。

また、フレンド同士ではお互いが最後に捕まえたポケモンとその日付が共有されますが、いつポケモンGOのプレイをしたかどうかを知られることも、上司や同僚との間では避けたいという意見もあります。

たとえば出張先で、その地域でしか出会えないポケモンを時間の合間を見つけてゲットした場合、フレンド状態の上司へ通知がいってしまうのです。

「フレンド」が必須なゲームデザイン

フレンドを作りたい人だけが作ればいい仕組みであれば、上記のような問題点もまだ発生しづらいのですが、レアなポケモン「セレビィ」を入手するためのタスククリア条件に「フレンドを3人作る」があったり、直接会うことができるフレンドがいないと達成できないスペシャルリサーチやメダルなどがゲームの目的として設置され、それらには報酬も設けられています。

友人のトレーナーの30歳女性(大手キャラクター会社勤務)によると「ソーシャルでもゲームでも会社の人とはつながらないようにしてます。つまらなくなるので」「会社の人とはプライベートではつながらないポリシーなので、と伝えてます」とのこと。

このようにスパッと断ることができればいいのですが、必ずしもみなが断れるわけではないでしょう。

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