41. 酵素は高温で活性を失うため、味噌汁を作る際は沸騰させないよう火を止めてから味噌を溶くと効果が保てる
42. 納豆菌は稲藁に生息する菌。加熱した大豆に加え発酵するとたんぱく質を分解、アミノ酸を生成し納豆になる
43. 納豆は発酵の過程で、ビタミンB₂は煮豆の6倍、ビタミンK₂は他の発酵食品の数百倍ものビタミンが生じる
44. 納豆菌が病原性大腸菌O-157の増殖を止める効果があることが倉敷芸術科学大学の研究で報告された
45. 納豆菌は最強レベルの菌といわれ、納豆を食べ過ぎると腸内にいる潜在菌まで淘汰してしまうことがある
46. 阪神間が納豆空白地帯なのは、酒の酵母が食われてしまうからという説まである
47. 実際に酒蔵に勤める職人は酒の仕込み期間は納豆を食べるのは禁忌とされている
48. 醤油工場や製薬メーカーの研究所などでも朝食に納豆を摂るのは控えるのが常識となっている
49. 乳酸菌の種類は約350種類。ヨーグルトは発酵に使う乳酸菌の組み合わせによって、味や舌触りなどが変わる
腸内環境を整える効果
50. 乳酸菌は腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて善玉菌の働きを高め、腸内環境を整える効果がある
51. 免疫細胞の多くが腸に集まっているので、腸内環境を良くすると免疫力がアップする
52. 腸内の菌の種類が多いほど菌の活動性が増す。そのため多くの種類の発酵食品を少しずつ食べるのが効果的
53. 世界中に存在する発酵食品は100種類を超える
54. 微生物は地球上のあらゆる場所に存在するが、日本を含めた東~東南アジア地域は発酵菌の生育に適した気候風土で発酵食品の宝庫といわれる
55. ヨーロッパの地域では肉や乳製品など動物性たんぱく質を発酵させて作る食品が多いのが特長
56. 生ハムはブタのモモ肉を生のまま塩漬けし、乾燥させて長期間吊るし熟成させる。乳酸菌によって発酵が進むので生の肉でも腐らず保存が可能となる
57. サラミはひき肉に塩コショウを混ぜブタの腸に詰めて乳酸菌などで発酵するイタリア生まれの食品
58. アンチョビはカタクチイワシを塩漬けし発酵させオリーブオイルに漬け込んだ発酵食品
59. 世界で一番臭い食品として有名なシュールストレミングはスウェーデン生まれの発酵食品。ニシンを塩漬けにし、10~12週間発酵させて作る
60. シュールストレミングは納豆の18倍の臭さと測定され、一部の国では危険物として取り扱われる
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