フランス・シャンパーニュのブドウが大豊作

気候変動で収穫早まる傾向

 8月25日、ワインの大産地シャンパーニュ地方で、今年は早めにブドウの収穫が始まっている。生産者は過去10年で最高レベルの豊作になると予想している。写真は23日撮影(2018年 ロイター/Charles Platiau)

[ランス(フランス) 25日 ロイター] - ワインの大産地シャンパーニュ地方で、今年は早めにブドウの収穫が始まっている。生産者は、過去10年で最高レベルの豊作になると予想している。

例年のブドウの収穫は9月に始まるが、今年は多雨の冬と猛暑の夏で上質のブドウが豊作になるとみられ、大半の農園では8月末から収穫が始まっている。

ここ数年は悪天候で作柄が振るわなかったが、今年の生産量は昨年から56%増の350万ヘクトリットルが見込まれている。

ブドウ園組合の幹部は今年の豊作見通しについて、「シャンパーニュ地方で、質においても量においてもこのような経験はない。素晴らしいワインを仕込み、3年後に市場に出せそうだ」と語った。

しかし、異例の豊作に大半の生産者が沸いている一方、この地域で長期的な変化が始まっていると見る向きもある。

ある生産者は、「気候変動のため、8月の収穫が普通のことになる準備をしていく必要がある」と指摘。熟れすぎないブドウで作るシャンパーニュワインの個性を保つにはそうするしかないと述べた。

30年前には10月に収穫が行われる例もあったが、ここ10年間で9月でなく8月に始まった年は3回あり、すでに収穫期が早まる傾向が現れている。

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