就活に資格を役立たせたい人に教えたいコツ

資格と人事のプロフェッショナルが徹底解説

就活に「資格」を役立てる方法とは?(写真:CORA / PIXTA)

「資格は就活の役に立つのでしょうか?」

資格の専門家であり、人事に関する仕事をしている筆者は、学生から時折こんな質問を受けます。結論から言うと、答えは「イエス」です。資格は履歴書に書くだけでなく、業界研究、自己分析など就活のさまざまな場面で活用できます。

資格がどうして就活に役立つのか?

その1:資格は「業界研究」に役立つ

ほぼどんな企業でも「入社したら取らされる資格」があります。たとえば、不動産業界における宅建士資格や、金融業界における簿記検定などが挙げられます。

資格試験というのはそもそも、特定の業界や職種において必要となる知識やスキルを測り、認定するもの。ということは、資格の勉強というのはイコール、その資格に関わる業界に対する業界研究そのものです。

逆に言うと、ある業界について業界研究をしたければ、その業界・企業で求められる資格を調べて、その勉強をしてみるのが最も手っ取り早いです。行きたい業界や企業がすでに決まっているなら、そこで働いている先輩や知人がいたら「入ったら取らされる資格や、取ったら給料が上がる資格ってありますか?」と聞いてみるとよいでしょう。

そもそも実際のところ、普通の就活生がやれるレベルの業界研究(書籍やネットでの情報収集など)では、表面的な業界事情しかわかりません。入社後の社会人が実際に挑む資格についてリサーチするからこそ、確度の高い業界事情を知ることができます。「○○業界はこういうイメージだったけど、実際はこんななのか…」というリアルな部分もいろいろ見えてきます。

たとえば貿易業界の資格としては「貿易実務検定」がありますが、この検定の勉強をしてみると、「貿易って華やかなイメージだったけど、書類のやりとりとか地味な作業も多いんだな」「英会話には自信があったけど、英語の貿易書類が読めたりもできないとダメだな」といったことがわかります。

次ページそのほかの資格のメリット
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 埼玉のナゾ
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
銀行員の岐路<br>30万人の明日はどっちだ

超低金利、過剰な店舗、デジタル化対応にフィンテックの台頭。大きな課題に直面する銀行の苦悩は、岐路に立たされる銀行員たちの姿でもある。3メガバンクの人事改革、銀行員の転職事情、地銀決算ランキングなど、銀行員必読の特集。