きゅうりで11キロ痩せた男性のすごいやり方 ミシュラン2つ星「分とく山」総料理長が考案

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調理が苦手でも、切らずに丸ごとかじればOKなのもラクでいいです。ただし、きゅうりのお供はマヨネーズやドレッシングではなく、みそや塩など低カロリーのものがおすすめです。最近では、コンビニエンスストアでもきゅうりの一本漬けやきゅうりスティックが手に入ると聞きますので、忙しいビジネスパーソンでもオフィスでチャレンジすることは可能ではないでしょうか。

ダイエットの効果を上げる正しい食べ方

きゅうりに含まれる脂肪分解酵素ホスホリパーゼは、熱に弱いのが特徴です。だから、ダイエット目的で食べる場合は、生食を基本にされるといいでしょう。食事の最初や空腹を感じたときに、食べたいだけ食べることをおすすめしています。

『きゅうり食べるだけダイエット』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

また、きゅうりをすりおろすことで細胞膜が壊れて脂肪分解酵素ホスホリパーゼが出てきます。すりおろしたきゅうりを大根おろしのように和え物に使うのは、和食の得意とするところで、簡単にたくさんきゅうりを食べられます。

きゅうりレシピといえば、サラダか酢の物しか思いつかない……という方も多いようですが、男性でも簡単に作ることができるレシピはたくさんあります。スティックきゅうり、たたききゅうり、輪切り、おろしきゅうりと、切り方にバリエーションを持たせれば、毎日食べても飽きないですよ。

きゅうりは1年中どこでも手に入りやすく、値段が安いのも魅力です。よくかむことで満腹感が得られ、食べ過ぎも防げます。トレーニングジムに何十万円と高いお金を払うより、1日100円程度で続けられます。野菜の力を改めて見直して、健康な体を手に入れてください。

野﨑 洋光 「分とく山」総料理長

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のざき ひろみつ / Hiromitsu Nozaki

1953年福島県生まれ。1980年東京・西麻布「とく山」の料理長に就任、1989年に「分とく山」を開店し、総料理長に。創造性豊かな料理と優しく温厚な人柄にファンが多く、オープンから28年経った今も、予約が取れないほどにぎわう和食の名店となる。震災後は故郷・福島の復興支援を積極的に行っている。『きゅうり食べるだけダイエット』(KADOKAWA)など、著書多数。

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