トルコは通貨リラ安を速やかに阻止するべき

格付け会社フィッチが最安値更新に対し警告

 8月9日、有力格付け会社フィッチ・レーティングスのシニアアナリスト、ポール・ギャンブル氏は、トルコ当局は速やかに通貨リラ安を阻止する必要があるとの見解を示した。写真はリラ紙幣。イスタンブールで2日撮影(2018年 ロイター/Murad Sezer)

[ロンドン 9日 ロイター] - 有力格付け会社フィッチ・レーティングスのシニアアナリスト、ポール・ギャンブル氏は9日、トルコ当局は速やかに通貨リラ安を阻止する必要があるとの見解を示した。先月の格下げ以降、トルコ経済の状況は悪化していると警告した。

米国人牧師の拘束を受け、米国はトルコへの制裁を検討。インフレやトルコ当局の全般的な経済運営失敗に対する懸念も相まって、リラは過去最安値を更新している。

ギャンブル氏は、「現状に注意を払っている。先月トルコの信用格付けをBBに引き下げて以降、市場の地合いは一段と悪化した」と指摘。「主な下押し圧力は通貨安だ」と分析、トルコ当局が年初来で30%安、ここ1カ月でも約10%安となっているリラに対し、どのように対処するか注視していると語った。

その上で同氏は、トルコ中銀の措置と米国との関係改善で、リラ安圧力は短期的に緩む可能性があると述べた。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 北朝鮮ニュース
  • 就職四季報プラスワン
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 貧困に喘ぐ女性の現実
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日産 危機の全貌<br>ゴーン追放 修羅場が迫る

19年間トップに君臨したカルロス・ゴーン氏が失脚。逮捕、そして解任という前代未聞の事態は実は序章にすぎない。カリスマの追放で日産自動車はこれからどうなるのか。日産に渦巻く危機の全貌を探る。