「団塊ジュニア」がこれから迎える憂鬱とは? 親の介護リスクや自らの年金減額の苦労も
(単位万円)
利回り | 15年 | 20年 | 30年 |
0.01% | 540.4 | 720.7 | 1081.6 |
1% | 582.3 | 796.7 | 1258.9 |
2% | 629.1 | 884.4 | 1478.2 |
3% | 680.9 | 984.9 | 1748.2 |
4% | 738.3 | 1100.3 | 2082.1 |
5% | 801.9 | 1233.1 | 2496.8 |
※金融庁資産運用シミュレーションにより試算
預貯金だけの場合と資産運用した場合で考えてみると、大きな開きが出てきます。
ちなみに、過去20年間の運用実績で見ると、国内、先進国、新興国の債券と株式に分散投資した場合は79.9%、国内の債券と株式に分散投資した場合は38%も元本が増加しています。資産運用のリスクを抑える方法として、長期、分散、積立が効果的といわれています。確定拠出年金とつみたてNISAはリスクを抑えながら、さらに非課税運用できるというメリットがあります。
早く始めれば始めるほどメリットがある
ご自身の目標を明確にし、この2つの制度を使うのがお勧めです。両方とも期限があります。確定拠出年金は60歳まで、つみたてNISAは2037年までです。特に、つみたてNISAは今年始まったばかり、長く非課税を使うためにはなるべく早く始めることです。
確定拠出年金は企業年金がない会社員なら2万3000円、自営業の人なら6万8000円の枠を使うことができます。そしてつみたてNISAは年間40万円まで積み立てできます。
なんとなく不安を感じているよりも、こうした制度を活用して、楽しい未来を描いてみるのもいいのではないでしょうか。
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