できそこないの男たち 福岡伸一著

できそこないの男たち 福岡伸一著

著書『生物と無生物のあいだ』でサントリー学芸賞を受賞した分子生物学者が、性をめぐる科学を考察する。

精子を顕微鏡でのぞくと小さな人間がいるという「ホムンクルス」から始まり、遺伝子中のX染色体・Y染色体の発見、DNAの解析、そして、男性化を決定づけるSRY遺伝子の特定に至るまでの歴史を紐解く。本来、すべての生物は雌として発生する。人間も同じで、胎児は受精後7週間目まではすべて女性であり、その後プログラムを男性へと分岐させるスイッチとしてSRY遺伝子が働くという。その過程で負荷がかかるために、男性のほうが寿命が短く、病気への罹患率も高いと説くなど、刺激的な論考を展開している。

光文社新書 861円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 内田衛の日々是投資
  • 「合法薬物依存」の深い闇
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
省電力・広域通信“0G”の衝撃<br>IoT化の隠れた主役LPWA

低速ながら電池で数年動くほどの省電力で、基地局から10km以上もの広域通信が可能。 LPWAという通信方式は超高速の5Gとは対極で、関係者に「0G(ゼロジー)」と呼ばれています。検針やモニタリングなど静かな普及の現場を取材しました。