日本の高速道路は災害にどれだけ耐えうるか

西日本豪雨の甚大な被害と復旧を振り返る

西日本を襲った記録的な大雨で、被害を受けた東広島市志和町(2018年7月11日午前、広島県東広島市志和町、写真:高橋智裕/アフロ)

6月の大阪府北部地震、200人以上の方が犠牲になった平成30年7月豪雨、その被災地の上を東から西へ横断するなど異例のコースをたどった台風12号と、今年も日本列島は連続して災害に見舞われている。そのたびに鉄道や道路が通行止めとなり、市民生活に大きな影響を与えている。今回は災害列島ニッポンにおける高速道路の役割について、あらためて考えてみたい。

豪雨で西日本高速道路約2300㎞通行止め

今年の7月5日から8日にかけて西日本の広い範囲で豪雨が続き、甚大な被害を引き起こした。まだまだ生活の再建に着手できない方も多く、あらためてこの国が災害と背中合わせであり、しかもその頻度や規模が年々ひどくなっていることを感じる。

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このとき、西日本高速道路管内の高速道路では、7月8日未明のピーク時で実に37の道路、2299kmにわたって通行止めとなった。これは管内の道路の65%にも達する数字で、いかに影響が大きかったかを如実に表している。

私が勤める大学のある京都市右京区でも7月5日の午後には、桂川の流域で相次いで避難指示が出され、私のスマホは追加される避難エリアの拡大を知らせるアラームが鳴りっぱなしであった。NEXCO西日本が管内の通行状況を最初に発表したのは、この日の午後1時半であった。

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