東は鉄道、西は高速道路のビッグニュース
この春、関東では鉄道のダイヤ改正が大きな話題となっている。朝ラッシュ時の混雑とノロノロ運転が常態化していた小田急線で、長年続いていた複々線工事が完成し、大幅な列車の増発と所要時間の短縮が実現した。
一方の関西。もちろん関東同様にダイヤ改正でより便利になった鉄道、あるいは斬新な新型列車がお目見えした例(京都の叡山電鉄)もあるが、この春の交通関連のビッグニュースといえば、なんといっても、新名神高速道路の川西インターチェンジ(IC)―神戸ジャンクション(JCT)の開通だ。
新名神高速道路は、名神高速道路のバイパスとして、名古屋・神戸間を旧東海道・国道1号線に沿ったルートで建設されているもので、四日市JCT~神戸JCT(四日市JCT以東は伊勢湾岸道を介して新東名に接続)のうち、3月18日にこれまで西端だった川西ICと山陽・中国道と接続する神戸JCTまで開通、長らく関西のドライバーを泣かせていた恒常的渋滞区間の緩和に期待が集まっていた。
その渋滞名所とは、テレビやラジオ、あるいは高速道路の渋滞表示で関西のみならず全国的にもすっかり有名になった中国自動車道の「宝塚トンネル」である
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