多くの命を奪ったアテネ近郊「山火事」の猛威 生後6カ月の赤ちゃんも命を落とした
ギリシャでは山火事は珍しい現象ではない。比較的冬が乾燥していたことが、現在の燃えやすい状態を生み出す一因となった。しかし、火事の直接の原因はまだ明らかでない。
アテネ東部の住宅がある丘の中腹は炎で焼け焦げた。市長によると、少なくとも100軒の住宅と200台の車が炎上したという。
首都アテネにも煙
23日の時点で、ギリシャの政府当局はアテネ西部の海岸の住民に対し、別の火事が猛威を振るい、ギリシャで最も交通量の多い幹線道路を閉鎖し、鉄道の運行を停止し、首都に煙が入り込んでいるとして避難指示を出していた。
ペロポネソス半島へ向かう2つの道路のうちの1つ、アテネ・コリント間の幹線道路は閉鎖され、鉄道も運休となった。
(追加情報:Alkis Konstantinidis、記事:George Georgiopoulos、編集:Andrew Bolton、Cynthia Osterman、Eric Meijer)
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