大谷翔平の打席で映えた「東京西川」の着眼点

選手のコンディション調整に深く関わる存在

打席に入った大谷選手の後ろにある看板広告。漢字で書かれた「東京西川」がアメリカでも話題になった。写真は2018年5月のマリナーズ戦で(写真:アフロ)

右ひじのケガで故障者リスト入りしていたメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、現地時間7月3日にバッターとして1カ月ぶりの復帰を果たした。しばらくバッターに集中することでホームランの量産が期待できるという声もあるが、“二刀流”の復活が待ち遠しいファンも多いだろう。

すでにオールスターが終わり、シーズンも後半に折り返し。暑さの厳しい夏からシーズンの疲れが出る秋にかけては、コンディション管理がさらに重要な時期となる。そこで今回は、大谷選手のコンディショニングに深くかかわる寝具メーカーの「東京西川」について取り上げてみたい。

大谷選手のあらゆる“初”を狙った戦略

大谷選手は今年3月29日、オークランド・アスレチックスの本拠地オークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアムで念願のメジャーデビューを果たした。初打席の初球がメジャー初ヒット。4月1日の初登板では初勝利。大谷選手のあらゆる「メジャー初」が、テレビ中継やスポーツニュースはもちろん、報道番組のトップニュースでも伝えられた。

その際、大谷選手をイメージキャラクターとして起用する寝具メーカー「東京西川」の看板をバックネット下に見つけた方も多かったのではないだろうか。

「大谷選手のメジャー初ヒットの打席です」「メジャー初登板の模様です」とニュースでリプレイ映像が流れる度に、その社名は全国のお茶の間に届けられることになった。同社の執行役員である竹内雅彦氏はこう語る。

「大谷選手のメジャー初打席や初登板のシーンは、ニュースはもちろん今後もずっと繰り返し使用されるはず。そこで、大谷選手の契約が決まった翌日に、メジャーデビューが期待された開幕4連戦の固定看板を購入しました。これはわれわれにとって大きなチャレンジでした。反響は、予想をはるかに超えましたね。

当社の社員が行くところではつねにその話題で持ち切りでした。あの試合は、普段メジャーリーグを観ない人たちも目にしていましたから」

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