冷凍王子が選ぶ、すごい冷凍食品「ベスト5」 国内生産量・金額とも過去最高に
1.「お水がいらない 長崎ちゃんぽん発祥の店 四海樓」(キンレイ)
鉄鍋炒めの香ばしい野菜と濃厚白湯スープ入り。スープには、魚介のうまみが凝縮されています
2.「高菜ピラフ」(マルハニチロ)
九州の高菜が使われていて、発酵させた高菜の酸味がほどよくご飯とマッチしています
3.「ゴーゴーカレー監修ライスバーガーカレー」(東洋水産)
ご飯のパテに、スパイシーで濃厚なカレーが挟まれていて、ワンハンドで食べられます
4.「青の洞窟 ボロネーゼ」(日清フーズ)
牛肉のうまみが感じられ、パスタの食感も良い。皿に盛りつけると、高級なリストランテで食べているみたいに
5.「今川焼(あずきあん)」(ニチレイフーズ)
冷凍スイーツの先駆け。生地には上品な甘みがあり、しっかりとした粒感のあんこがたっぷり。食べ応えもあります
必要な分だけ解凍して使えるので無駄がない
本場長崎の味を再現したちゃんぽんや、カレー専門店が監修したライスバーガーカレー、今川焼きなど、自分で一から作るとなると大変なものばかりだ。
西川さんは冷凍野菜は便利だと呼びかける。必要な分だけ解凍して使えるので無駄がない。急速冷凍したものは栄養価も高い。生鮮野菜と値段を比べても、冷凍のほうが安定していて安いものもある。
「バランスよく選べば、栄養面でも日々の食生活をサポートします。料理のバリエーションが豊富で簡単便利、健康にも良いと、いいことずくめです」
西川さんは「冷凍食品三昧(ざんまい)」の日もあるという。
朝食はニチレイフーズの「今川焼」と軽めに。昼食には日清フーズの「青の洞窟 燻製チーズのカルボナーラ」に、解凍したブロッコリーにオリーブオイルをかけたものを添える。夕食は味の素冷凍食品の冷凍ハンバーグと解凍したご飯、冷凍の具材を使った豚汁。冷凍のミックスベジタブルにオリーブオイルと粉チーズをあえたものがあれば野菜もたっぷりとれる。
業界最大手の一つ、ニチレイフーズの2017年度の人気商品も紹介しよう。持ち株会社ニチレイの傘下のニチレイフーズは、冷凍食品のパイオニアとして知られる。「ミニハンバーグ」は約50年、「からあげチキン」は30年と、長く愛されてきた商品が多い。下記の2017年度の売上高ベスト10を見ると、最近のトレンドがわかる。