投資信託を買うより割の良い投資方法はあるか

高配当株を馬鹿にしては絶対にいけない

仕組みを知らないで投資信託を買う前に、高配当株を買うということをやってもいいかもしれない(写真:Ushico/PIXTA)

最近は投資を始めるにあたって「まず投資信託から」という人が多いようです。「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」も、投資信託と一部のETF(上場投資信託、これも投信の一種)しか利用することはできません。

投資信託もいいが、個別株購入で初めてわかることがある

でも私は以前から、この「投資を始めるにあたってまずは投資信託から」という風潮に素朴な疑問を持っていました。投資信託は言うまでもなく株式や債券などをパッケージにしたものです。株式の基本的な仕組みや価格変動の要因、そしてそれが収益を生むメカニズムといったことを何も理解しないで、単に投資信託を購入するということで本当にいいのだろうか?という気持ちを持っています。

もちろん「あまり難しいことは考えないでとにかく投資を始めたほうがいい」という考えの人もいるようです。でもこの数年来のように基本的に相場が上昇基調にあるときであればともかく、いったん下落基調に移ったときに、何も知らないまま投資をしていたのでは、大きな不安と焦りの気持ちが起こってくるのではないかと思うのです。したがって私は投資信託もいいけれど、少しは株式のことを勉強したり、持ってみたりしてもいいのではないかと思っています。

株式投資と言うと、やったことがない人は日々の株価の動きを追いかけて値上がり益を狙うものというイメージを持ちがちです。もちろん株式投資の目的は値上がり益を狙うことであることは否定しませんが、それだけではありません。実は配当も大きな魅力なのです。投資信託同様、株式も長期投資というスタンスで考えるのであれば、配当を無視することはできません。

次ページなぜ配当を無視してはいけないのか
関連記事
トピックボードAD
  • インフレが日本を救う
  • 30歳とお金のリアル
  • 北朝鮮ニュース
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
シャープ製パネルで相次ぐ<br>火災事故の深層

19件中10件がシャープ製。消費者庁のデータに登録されている、太陽電池パネルに関連した火災事故の数だ。「原因が特定できない」とし、製品リコールに否定的なシャープ。対策が急務。