
なぜ発達障害を中心に雇用するのか?

パソコンの映像画面を真剣な眼差しで集中して眺めては、シートに何やら書き込んでいく男性社員。彼は、ドライブレコーダーのデータを解析しているのだという。
「ドライブレコーダーの画面を見ながら、交差点などで人や車が出てきたり、車が停止しなければならい場所で急ブレーキをかけたりなど、事故につながりそうな場所をピックアップしていきます。
ご契約いただいているお客様によって運転の特徴などがあり、指摘する箇所はそれぞれ違いますから。パソコンも好きですし、自動車が好きということもあり、この仕事には満足しています。それと日本全国それぞれの地域を見ていられるっていうのはいいですね。いろいろな地名や地域を見ていられるというのが好きなんです」
そう語るのは、東京海上グループの特例子会社「東京海上ビジネスサポート」のオフィス・サービス部の新堀隼さん(41歳)である。見た目だけでは発達障害者ということはわからないが、発達障害の中の学習障害だという。
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