女性が「35歳からの自分」を受け入れるヒント 大草直子さんが語る「選択と決断」
「変化した自分が永遠に続く」という現実を受け入れる
――周囲を見ていると30代後半あたりに「以前の自分とは確実に違う!」と認識する人が多い気がします。大草さん自身が“変化した自分”を感じたのはいつ頃でしたか?
予兆があったのは、30代半ば頃だったと思います。今日はちょっと調子が悪いのかな、なんだか疲れているのかな、と感じていました。
でも、「あぁこれは今日だけの一時的な疲れというわけではなく、歳を重ねたことによるものなのだ」とハッキリ認識したのは38歳頃。ちょうど第3子の出産を終えてすぐ、仕事に復帰した頃でした。
今になって思えば、自分という素材が変化したのだから、その料理法(コーディネートの仕方)を変えなくちゃいけないのは当たり前のことなんですけど、最初は受け入れられませんでしたね。
自分が変わったことに対して、罪悪感を覚えたり、残念な気持ちになったりするのは、日本人女性に多く見られる傾向だと思います。年を重ねることでの変化を、恥ずかしいとか、悪いとか、みっともないとか、マイナスな感情を持ってしまうんですね。


















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