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ライフ #仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-

52歳婚活男性が3人目で交際に成功したワケ 人生初の見合いで、最初は断られ続けたが…

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また、ご馳走になったときの女性の反応でも、人間性や経済観念を垣間見ることができる。当たり前の顔でご馳走になるのか、おカネを出そうとするか、次のデートのときに、「この間はごちそうさまでした」と小さなお礼の品を持ってくるのか。当たり前の顔で毎回ご馳走になる女性を、男性は結婚相手には選ばないだろう。

太一に会ったら、まずはこのことを伝え、デートの振り返りをしなくてはならないと思った。

なぜ断られたのか、本人はまったくわかっていない

改札口で待っていると、待ち合わせの11時ぴったりに太一がやってきた。百合子からはお断りが入ってきたことは伝えず、まずは、昨日の見合いがどうだったかを尋ねた。

「すごい楽しかったですよ~。百合子さん、いい人ですね。会話も思いのほかはずみました」

太一としては、とても楽しい時間を過ごしたようだった。私は、彼に言った。

「でもね、彼女からは、“お断り”が入っているのよ」「えっ、本当ですか? なんでだろう」

ニコニコしていた太一の表情が一瞬にして固まった。断られた理由がまったくわかっていなかったようだった。

「お見合い活動歴の話をしたでしょう? 『どのくらい活動していますか?』は、NGワードよ。で、そのときに、『僕は人生初のお見合いで、これが小手調べです』って、言ったでしょう? 彼女は、小手調べという言葉を練習台と取ったみたいなの」

「えっ、僕、そんなこと言ってしまったんですね? 覚えていないなあ。まったくそんな気持ちはなかったのに」

悪気はなく不用意に出てしまった言葉のようだった。

「あと、食事代を4000円もらったでしょう? 『初デートはご馳走してね』って言ったじゃない」「いや、僕は最初、『ここはご馳走します』って、言ったんですよ。でも、すごく強い口調で、『払います』って言うから、4000円だけもらいました」「あのね、女性がいくら『払う』と言ってお財布やおカネを出してきても、それは“見せ財布”、もらっちゃいけないの」

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【「婚活って、難しいですね」】

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