ブラジャーの「賞味期限」はどのくらいなのか 「捨て時」について専門家に聞いてみた
ルイス氏によると、サイズの合うブラジャーを付けると、普段の生活の質が上がる。
「Journelleで働く前、私はいつもブラを引っ張り上げたり、ずれ落ちるストラップを引き上げたりしていました。多くの女性たちがやっているのですが、習慣になってしまって気づかないのです」
「でも、ブラがきちんとフィットして、一日中何もしなくていいと、すごく開放感を感じます」
ブラはどれくらい持つ?
ブラの寿命は、付ける頻度で変わる。
ニューヨークのランジェリー・ブランド「アイリス・ランジェリー」のアイリス・クラーク氏は、毎日付けると、ブラの寿命はせいぜい1カ月しか持たないが、Tシャツブラ4~5枚を着まわしているのであれば、少なくとも1年は持つと話す。
「お気に入りのブラジャー2つを毎日着まわしているのであれば、6カ月後には変えたほうがいい」と、ルイス氏は言う。一方、1カ月に1回しか付けないようなブラは、かなり長持ちするようだ。
ブラには色々な種類があるが、クラーク氏のオススメは、ベーシックなTシャツブラ4~5枚に、ストラップレスブラ、バックレスブラ、レースブラを1枚くらい揃えておくこと。これくらいあれば、それぞれのブラの特性を最大限に活かせるという。
ルイス氏とクラーク氏は「ブラジャーの寿命は、バンドが伸びてきた時」という。
でもバンドが伸びてきたかどうかを、どうやって見分けられるのだろう?
ルイス氏が挙げる「捨て時サイン」の一つは、ホックをした状態で緩みを感じ、バンドを引っ張って引き締めようとすること。ちなみに、新品のブラジャーは一番ゆるいホックをかけた状態で胸にフィットし、バンドと肌の間に指を2~3本入れられるくらいがいいという。
他にも、ストラップが常に肩からずり落ちてくる、バンドが背中をずり上がる、といった状態も、バンドが伸びてきたサインだ。