会談中止で米朝関係はどこまで「悪化」するか

将来的な交渉の可能性も示唆しているが・・・

ダベンポート:トランプ大統領は同盟国としての米国の信頼性に、また1つダメージを加えた。韓国がトランプ大統領の首脳会談中止の決定の前に相談を受けず、また書簡が公になる前にたいしたサインも与えられていなかったのは明白である。

近しい同盟国をそのように不遜にも軽視するという待遇は許されるべきではない。まして、文大統領は首脳会談が中止される前日にワシントンを訪れ、金正恩が会談に向けて真剣であるとトランプ大統領に保証したのだ。

米国は韓国との政治的関係を損なう

この件は、韓国政府当局者をないがしろにしてきたトランプ大統領の発言と行動の長い経過の最新の事実であり、同盟関係をゆっくりと崩壊させる危険がある。

トランプ大統領の動きはまた、文大統領が北朝鮮との対話を継続していくことも一層難しくさせる。米国の支援がなければ、南北対話の一環として韓国がテーブルに置けるものというのも少なくなる。経済制裁による制限があるためだ。

コリンズ:文政権は米国と北朝鮮間の交渉に向けて突き進むと確信している。首脳会談の中止を正式に発表する前に韓国に通達しなかったことは、同盟国管理においてよろしくない。しかし、韓国はなんとか自国でできることを拾い集め、両国が対話路線に戻るよう働きかけるだろう。

アオキ:今回のことで米国は、韓国との政治的関係を損なうと考えている。中止の発表がなされる前に、2国間で協議が行われていたとしても、今回の動きは明らかに韓国との関係を悪化させ、韓国が北朝鮮と独自の外交を進める可能性がある。

ハガード:韓国はおそらく米韓合同軍事演習の中止、米軍の朝鮮半島からの最終的な撤退、米国との外交関係の正常化を求めると思うが、その中には平和条約や平和合意に対する要求も含まれると確信している。

――今回の件は、南北朝鮮問題にとって何を意味するか?

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