大学入試では文系人気が続いており、大規模な私立文系を中心に、志願者数を増やしている大学が多い。定員厳格化で大規模大学の難易度が上がり、併願を増やす受験生が多くなったというのもあるが、景気の好転で、文系学生の就職率が上がっていることが大きい。
リクルートキャリア・就職みらい研究所の「就職プロセス調査」によると、2018年卒大学生の卒業時点の内定率は、文系96.5%、理系97.1%。5年前の2013年卒の同時期の内定率が文系87.1%、理系91.8%とかなり差が開いていたことを考えると、文理の差は少なくなっている。
ではそんな文系学生が注目する企業はどこか――。4月20日配信の「学生2万人が選ぶ『就職人気ランキング 』 300社」で、就活生が行きたいと考えている上位300社を紹介したが、今回は対象を文系学生に絞った、「就職人気ランキング・文系学生版」の上位100社を紹介していく。
就職率好転で文系学部の需要高く
このランキングは、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施した、「就活ブランドランキング調査」を基にしたもので、調査対象者は、同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録している、現在就活中(2019年春卒業・修了予定)の大学生や大学院生だ。調査期間は就活の前半戦の時期にあたる、2017年10月1日から2018年3月31日までとなっている。なお、ランキング表に2019年卒・前半の総合順位と、昨年の同じ時期に調査した(2018年卒の)文系順位を掲載している。
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