ネットとSNSが“歴史の情弱”を生む皮肉
グローバルエリートが後継者を募集?

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グローバルエリートが“後継者”募集!?

というわけで今後、「東洋経済オンライン」でグローバルエリートの“後継者”として活躍していただける方は、こちらにあなたの言論内容をお送りいただきたい。

「東洋経済オンライン」編集部には内緒だが、ここだけの話、私もいつまでもコラムで自由に好き勝手書き続けられる身分ではなく、いつかは引退しなければならない身である。いくら「グローバルエリートは見た!」に人気があって、ありがたいことに四方八方から執筆を依頼されていようが、すべての楽しい時間には終わりがあるもので、アカンものはアカンのだ。そこで私が引退する前に、私が尊敬するアントニオ猪木氏の猪木イズムと闘魂注入ならぬ、“ムギムギイズム”と燃える商魂を注入する“グローバルエリートの後継者”を募集することにした。

あなたは私の「グローバルエリートは見た!」のコラムの芸風が「インテレクチュアルに、インターナショナルに、エンターテイメントを忘れず」というモットーのもと、強きをくじき、弱きを助ける壮大なコンセプトの下、ネットで罵詈雑言を食らおうと“炎上商法一丁上がり”くらいの勢いで一笑に付して空気を読まずに運用されていることに、お気づきのはずだ。さぁ、こちらまで、なんでもいいから適当なコラムと自己紹介を送ってほしい。

私はそう遠くない未来に引退する・・・とか言ってずっとやっている可能性もあるが、私のコラムの後継者として“グローバルエリート・ジュニア”を指名させていただく所存である。ちなみに「グローバルエリートは見た!」連載終了絶対阻止の反対デモ、および私へのラブスピーチ”を新大久保で開催されたい方は、なぜ「グローバルエリートは見た!」の連載終了に反対するのか、こちらまで送っていただきたい。

なお「グローバルエリート・ジュニアも見た!」は、こちらに送られてきたグローバルエリートなコラムの中から私と編集部が選ぶ形で運用するので、別に一人とかぎらず、私の好きなNHKの“着信御礼”のように、グローバルエリート6級、グローバルエリート黒帯、のようにタイトルを差し上げる所存だ。

それでは社会の同調圧力に屈せず、政治家の真意を見破る洞察力とユーモアある親愛なる読者の皆様からの投稿を、心よりお待ち申しております。

ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者

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Moogwi Kim

慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。

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