新入社員がお金で困らない5つの黄金ルール 4月からは「おカネが自然に貯まる人」になる

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そもそもこうした制度は会社が営利事業で儲けようとしてやっているのではなく、社員の福利厚生制度の1つとして運営しているものなので、コストパフォーマンスが良いからです。

地道に築きあげた「信用」が、将来大きな財産に

5.自分のためよりも、人のためにおカネを使う

最後は“自分のためよりも、人のためにおカネを使う”ということです。これは広い意味では投資も含まれます。

よく「自分への投資」ということを言いますが、少なくとも仕事をしていくうえでは否が応でも業務知識とスキルは磨かざるをえません。それに加えて語学や資格等のスキルを身に付けることは悪いとは言いません。

しかし、それよりはむしろ自分の業務スキル向上に集中したほうがいいと思います。そのうえで大切なことは人とのつながり、信用を大切にすることです。

なぜなら、そうやって築かれた「信用」が仕事の内外においてもあらゆる面で大きな恩恵をもたらしてくれるからです。そういった「人との交流」のためにおカネを使うのは惜しむべきではありません。

これらは長年サラリーマンをやってきた私が、自分自身や周りの人を見てきて、やってうまくいったこと、逆にやらなくて失敗したことを並べてみたものです。

ほかにも細かいことはたくさんありますが、本当に大切なことはそれほどたくさんあるものではありません。社会人の入り口に立ってみて、まずはこの5つのルールを実行してみることが今後将来にわたっておカネのことを考えるうえで必ず役に立つと思います。

大江 英樹 経済コラムニスト、オフィス・リベルタス代表

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おおえ ひでき / Hideki Oe

大手証券会社で25年間にわたって個人の資産運用業務に従事。確定拠出年金ビジネスに携わってきた業界の草分け的存在。日本での導入第1号であるすかいらーくや、トヨタ自動車などの導入にあたりコンサルティングを担当。2003年から大手証券グループの確定拠出年金部長などを務める。独立後は「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるよう支援する」という信念のもと、経済やおカネの知識を伝える活動を行う。CFP、日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『自分で年金をつくる最高の方法』(日本地域社会研究所)、『知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生』(東洋経済新報社)などがある。

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