新入社員がお金で困らない5つの黄金ルール 4月からは「おカネが自然に貯まる人」になる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

2.生命保険には入らない

保険というのは「滅多に起こらないけどもし起こってしまったら自分の貯金ではどうしようもないこと、あるいは自分の身に何か起きたときに経済的に困る人のためにおカネを手当てできるようにしておくべきもの」です。

したがって、もし車を運転するのであれば、万が一の人身事故に備えて対人賠償保険に入るのは必須ですが、新入社員で独身の間は、生命保険に入る必要はまったくありません。なぜなら独身なのですから、もし亡くなっても経済的に困る人がいるわけではないからです。「社会人になったら生命保険に入るのは常識です」と言って勧誘してくる人は無視してください。それは常識でも何でもなくおカネの無駄ですから、むしろ貯金に回すべきです。保険は無用なものではありませんが、必要以上の保険は不要です。

3.カードで借金をしない

クレジットカードは使いようによっては便利なものですから、利用するのは構わないと思います。しかし、カードでやってはいけないのはカードローンとリボ払いです。

これらはいずれも高利の借金だからです。特にリボ払いは絶対にやってはいけません。単に金利が高いだけではなく、返済が定額であるため、利用額が増えても気がつかないからです。

リボ払いの利用額が増えるということはつまり借金が増えていくということなのです。いつの間にか気がついたら借金額は膨大な金額になっているというケースはよくあります。始めるときは気軽に始めてもだんだん深みにはまっていき、最後はどうにもならなくなるという麻薬のようなものですから、リボ払いだけは絶対に避けるべきです。

4.会社の制度を活用する

会社には保険や貯蓄等のおカネに関係した制度がいくつかあります。会社によってはそういう制度がないのもありますから一概には言えません。しかし、もし会社に「団体定期保険」とか「財形貯蓄」等があれば、活用を検討したほうがいいと思います。

前述のように保険は不要なものは利用する必要ありませんが、もし利用するなら会社で組成されている保険は保険料が安くて便利です。

次ページなぜ会社の保険や財形貯蓄はいいのか?
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事