説明覆したみずほ銀行、ずさんな対応を露呈

暴力団への融資を元頭取も知っていた!

反社会的勢力との取引問題を巡って、みずほ銀行は10月8日に急遽、佐藤康博頭取による記者会見を開催。4日に会見した岡部俊胤副頭取の説明内容を大きく覆した。金融庁による業務改善命令発出後における内部の混乱ぶりを露呈した格好だ。

オリエントコーポレーションとの保証提携による個人ローンを暴力団員など反社会的勢力が利用していた今回の事件について、金融庁はみずほ銀行に対し、取引の存在を把握しながら2年間にわたって放置し、かつ、その事実をコンプライアンス会議など経営レベルに伝えず、情報がコンプライアンス担当役員止まりになっていたという理由で業務改善命令を発出した。4日に行なわれた記者会見では、岡部副頭取もその内容の説明をしていた。

ところが、だ。8日、佐藤頭取は「コンプライアンス担当役員がコンプライアンス会議に事実を報告していた」と話し、これまでの説明が一変した。これは「5日に行なった社内調査によって、コンプライアンス会議に関連資料が提出されていることが判明したため」だと言う。

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