スマホ普及で大ピンチ、手帳老舗の生きる道

「働き方改革」とアジアでの文具販売に活路

春は手帳選びのシーズンでもある(写真:レイメイ藤井提供)

もうすぐ新年度。手帳の新調を考えている人も多いのではないだろうか。手帳メーカーといえば、シェア1位の高橋書店や「NOLTY」ブランドを擁する日本能率協会が強いが、九州で創業100年を超す老舗メーカーが気を吐いている。システム手帳「ダ・ヴィンチ」の販売元であるレイメイ藤井(福岡市)だ。

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近年、スマホの普及やペーパーレス化にともない、文具業界は頭打ちだ。また、同社が手掛ける文具卸売り事業についても、「アスクル」や「アマゾン」といったEC事業者が法人向け販売を伸ばしていることで先行きが明るいとは言えない。

こうした中で、レイメイ藤井は過去5年、売上高を伸ばし、利益率を上げることに成功している。

九州の中堅企業が、どうやって逆風の中で利益成長を続けてきたのか。同社の歴史をひもとくと、強さの理由が見えてきた。

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