スマホ普及で大ピンチ、手帳老舗の生きる道

「働き方改革」とアジアでの文具販売に活路

春は手帳選びのシーズンでもある(写真:レイメイ藤井提供)

もうすぐ新年度。手帳の新調を考えている人も多いのではないだろうか。手帳メーカーといえば、シェア1位の高橋書店や「NOLTY」ブランドを擁する日本能率協会が強いが、九州で創業100年を超す老舗メーカーが気を吐いている。システム手帳「ダ・ヴィンチ」の販売元であるレイメイ藤井(福岡市)だ。

この連載の一覧はこちら

近年、スマホの普及やペーパーレス化にともない、文具業界は頭打ちだ。また、同社が手掛ける文具卸売り事業についても、「アスクル」や「アマゾン」といったEC事業者が法人向け販売を伸ばしていることで先行きが明るいとは言えない。

こうした中で、レイメイ藤井は過去5年、売上高を伸ばし、利益率を上げることに成功している。

九州の中堅企業が、どうやって逆風の中で利益成長を続けてきたのか。同社の歴史をひもとくと、強さの理由が見えてきた。

次ページレイメイ藤井の黎明期とは?
人気記事
トピックボードAD
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • スナックが呼んでいる
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。