麻生財務相「書き換えを指示したことはない」 首相「いい土地ですから前に進めて」を否定

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 3月14日、麻生太郎財務相は参院予算委で、森友決裁文書の書き換えについて自身が指示したものではないとの認識を示した。西田昌司委員(自民)への答弁。写真は財務省で12日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 14日 ロイター] - 麻生太郎財務相は14日の参院予算委で、森友決裁文書の書き換えについて自身が指示したものではないとの認識を示した。西田昌司委員(自民)への答弁。安倍晋三首相も併せて答弁を求められ「(文書の書き換えを)指示したことはない」と語った。

麻生財務相は、文書書き換えの事実について「3月11日に知った」と述べた。その上で「最終的に経緯の調査結果を踏まえる必要はあるが、国会対応していた本省理財局で行われたもので、それまでの国会答弁が誤解を受けないようにするため(書き換えを行なった)と、聞いている」と語った。答弁では「私が指示したことはない」とし、自身の関与に否定した。

安倍首相は、書き換え前の文書に昭恵夫人が「いい土地ですから前に進めてください」と発言したとされる記述があったことに関し、「妻に確認し、そのような発言はしていない」との見解を示した。

その上で首相は「書き換え前の文書をみても、私や私の妻が関わっていないのは明らか。(国有地売却に)一切関わっていない」と述べた。

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