「名もなき家事」がモヤモヤを増幅させている

プロに対策を聞いてみた

一つひとつはささいなことでも積み重なると大きな負担になります(写真:PamelaJoeMcFarlane / iStock)
トイレットペーパーを買い足す、ゴミをまとめる、玄関の靴をそろえるなど、SNSで名前がつけられたことでその存在を知られるようになった「名もなき家事」。こうした細々とした家事は多くの家庭で主婦が一手に背負っているのが現状で、それに気付かない夫や子どもたちへのイライラが募っている。家事シェアの専門家、NPO法人tadaima!の三木智有さんは「夫のモラルに期待するだけでは解決しない」と指摘する。どうすればいいのか。
当記事は、AERA dot.の提供記事です

最近話題の「名もなき家事」をご存じでしょうか? 料理、洗濯、掃除など名前のある家事以外の、細々した家事のことを指しています。この名もなき家事が結構大きなママの負担になっていると話題です。

名もなき家事が生まれる大きな原因は「やってくれたことが中途半端」なことがあげられます。つまり、せっかくパパや子どもたちが家事をサポートしてくれても最後まで完結していない。そのため残った家事の仕上げをしなくてはいけなかったりするのです。

食器は洗ってくれたんだけど、拭いて食器棚にしまっていない。
オムツは変えてくれたんだけど、変えた後のオムツがそのまんま。
飲んだ後のペットボトルがリビングに置きっぱなし。流しに持っていってくれていてもラベルが剥がしてないから捨てられない、など。

こうした半端な家事が名もなき家事を増やしているのです。実は家事の担い手は何を手伝ってくれるかよりも、やったことはちゃんと完結させて欲しいと思っているのです。では、夫婦や家族でどうやったら家事を完結させられるのでしょうか。

パラレル家事でイライラ軽減

やるべき家事をみんなで協力し合いながら最後まで終わらせてしまうのが「パラレル家事」。一人ひとりに役割を振って「あれができてない、これが中途半端、いつやるのかなぁ」などとモヤモヤするよりはみんなで一緒に終わらせてしまった方が早くて楽ちんです。

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