幼い子に英語を習わせる親がしがちな勘違い

自然と英語を身に付けさせるには?

Rちゃんは英語ばかりの環境に、最初は戸惑いましたが、すぐに慣れてしまいました。Rちゃんには一緒に遊んだり、ケンカしたりする仲間が保育園にいて、またやさしく話しかけてくれる先生もいました。だからこそ英語の環境にすぐに慣れ、英語を取り込むことができたのです。

すぐに慣れるのは子どもの特権だからとはいえ、言葉のやり取りをしてコミュニケーションする相手がいなくては言葉は育たちません。一方的にDVDから流れてくる映像や音声だけでは、やり取り(インタラクション)ができないのです。

「母語が先」は正解か?

英語学習の話をすると、「まず母語を身に付けることが先」という声を聞きます。こう言う人は「日本語も話せないのに英語なんて、日本語がおかしくなる」「どちらの言葉も話せなくなる」という意見を持っています。日本では、日常生活では日本語が使われるので、多くの赤ちゃんは日本語のみを母語として育ちます。

しかし今、世界中を見渡すと、日常的に2つ以上の言語を使う人の割合は約50~70%に上ると言われています。親が複数の言語を使っていたり、公用語が複数ある国に住む人々です。このような環境で育つ子どもは、自然とバイリンガルとなるのですが、このような環境で育つ子どもたちが、母語の習得に問題があるかというとそんなことはありません。

この例からも、まずは母語が先で、ほかの言語が母語の発達を邪魔するということは気にしなくてよいと言えます。むしろ早いうちから母語以外の言語にも触れるということは、母語についてよく考える、母語の発達を促すとも考えられています。

それでは、乳幼児から英語を自然と身に付けるのには、どういったポイントに留意すべきでしょうか。

1、一緒に出会ってくれる同伴者がいる

子どもにとって初めての出会いは冒険です。それは公園デビューや新しいオモチャ、新しいお友達との出会いにもいえることです。その初めの一歩に付き添ってくれる人がいると、子どもは安心して大きく冒険することができます。

付き添ってくれるのはもちろんお母さん、お父さんが一番です。一緒に英語と出会い、しばらく同伴して、その冒険を楽しんでくれる人がいると、いつか子どもはひとりで冒険の旅に出かけられるようになります。

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