アイスダンス、「衣装トラブル」防止策とは? 各選手がテープやのりを使って創意工夫

2月20日、平昌冬季五輪のフィギュアスケート・アイスダンスに出場している女性選手たちは、衣装のトラブルを避けるためにテープやのりを使用して競技に臨んだ。写真右は衣装がはだける事故を乗り越え、銀メダルを獲得したフランスのガブリエラ・パパダキス(2018年 ロイター/Phil Noble)
[江陵市(韓国) 20日 ロイター] - 平昌冬季五輪のフィギュアスケート・アイスダンスでは、出場した女性選手たちが衣装のトラブルを避けるためにテープやのりを使用して競技に臨んだ。
19日に行われたショートダンス(SD)では、フランス女性ペアのガブリエラ・パパダキスの衣装が途中ではだけるハプニングに見舞われた。そうした事故を避けるため、20日のフリーでは各選手が工夫を披露。
個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場しているティファニ・ザゴルスキはロイターの取材に、「ドレスと肌を接着するために特別なのりを使用し、幸運なことに何も問題は起きなかった」と明かした。
また、英国のペニー・クームスはテープと安全ピンを使って安全性を高めたとし、「誰もそういったことが起こるのを望んでいないので、予防だと思っている」と語った。
また、パパダキスはフリーで世界歴代最高の123.35点を出して銀メダルを獲得した後、「最悪の悪夢」と表現した事故を繰り返さないために準備したと振り返り、「大丈夫だと思っていた」と笑顔を見せた。
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