フィギュア団体戦、実力者に失敗続出のワケ 午前10時という競技開始時刻が影響か
[江陵(韓国) 9日 ロイター] - 平昌冬季五輪、フィギュアスケート団体戦は9日、江陵アイスアリーナで男子ショートプログラム(SP)を行い、宇野昌磨が首位に立った。その一方でトップレベルの実力選手らに転倒や失敗が続出し、午前10時の競技開始というスケジュールが影響した可能性も指摘された。
フィギュアスケートは伝統的に午後または夕方から競技が開催されてきたが、今五輪では北米のテレビ放送のプライムタイムに合わせた時間でスケジュールが組まれた。
パトリック・チャンが苦戦
五輪銀メダル2個の実績を持つパトリック・チャン(カナダ)は冒頭の4回転トーループで転倒。その後も本来の動きを取り戻すことが出来ず3位に。18歳のネーサン・チェン(米国)は最初の4回転フリップで着氷に成功したが、4回転トーループが2回転となり、トリプルアクセルでも転倒するなど、4位にとどまった。
チャンは会見で、「(質の高いジャンプを成功させるためには)たくさんの準備を綿密に整えておく必要があり、少なくとも自分にとって午前中は最適な時間帯とは言えない」とコメントした。
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