女子スノボ新星「小さな巨人」岩渕麗楽の躍動 初出場の平昌五輪に向け語った胸中は?

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スノーボードを知らない人たちには「土日だけでスノーボードの感覚とか鈍らないの?」と驚かれますが、始めた時からずっとこの環境なので、感覚が鈍ることはなく、これが私にとっては普通です。スノボの練習は、1日5時間やります。夏場行っているところでは、2時間30分で1つのセッションで、その間ずっと流している感じです。ジャンプして、(リフトで)登って、ジャンプして、登っての繰り返しですね(苦笑)。

技術的なトレーニングで言えば、反復練習はあまり得意じゃないです。1回で決めないと結構疲れてきて、どんどん崩れちゃうから、反復練習するよりかは、短期集中トレーニングのほうが調子良かったりします。

平昌五輪に向けた意気込みも語ってもらった(撮影:尾形文繁)

スノーボードを知らない人にも見てほしい

――外国での大会を転戦する中で、時差との戦いやコンディション維持、環境に慣れることが重要なポイントとなります。

時差はあるままで出ますが、すごい早起きするので大会が始まる頃には、体がよく動く状態になっています。雪質でいえば日本の雪は結構柔らかめで、いままで韓国では滑ったことはないですけど、平昌は寒いですし、雪もあまり降らないので硬いかなと思います。

スロープスタイルでは、2月11日が予選。予選突破すると12日に決勝と連戦になりますが、翌日の筋肉痛など、体への影響はあまりありません。もちろん、公開練習や予選で変な転び方をすると、痛みは残りますが、うまくこなしていれば、2~3日はいけます!

スノーボードは、多少痛いところがあっても公開練習なしで、本番だけ合わせるとか、結構リスクはあるけど、そういうやり方もあるので、体に負担をかけないでやる方法はあります。

――今回のオリンピックでどんな方に見てもらいたいですか? また岩渕選手のここを見てほしいというのがあればぜひ教えてください。

スノーボードを知らない人も、オリンピックという特別な大会だから、見てほしいですし、できるだけたくさんの人に見てもらいたいです。私は、ビッグエアのほうができる技が多いので、特に(2月19日から予選が始まる)ビッグエアを楽しみに見てもらえたらいいなと思っています。

金 宏明 Body Gold代表取締役社長

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キム ガンミョン / GWANG MYONG KIM

元プロサッカー選手。元フットサル韓国代表選手。1984年東京都生まれ。流通経済大学経済学部経営学科卒。サッカー選手時代は日本、韓国、タイでプレー。引退後パーソナルトレーニングジムを設立。2017年に渡米し、米国でプロ選手復帰を経て欧州、中東、東南アジアの11カ国18地域での世界一周の挑戦を終えた。趣味は銭湯と神社巡り。アジアの良さを世界に伝え、日本と各国の橋渡し的存在になることが目標。

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