女子スノボ新星「小さな巨人」岩渕麗楽の躍動

初出場の平昌五輪に向け語った胸中は?

――自身のターニングポイント、大舞台が見えてきたのはどのあたりですか。そこからどのようにモチベーションを高めてきましたか。

昨年9月のニュージーランドで開催されたW杯に出ましたが、その時からです。自分が思っているより決勝進出できて、ある程度のところまではいけるのかなと思いました。3カ月後の12月のW杯までは、モチベーションがどんどん上がっていった感じでした。

ほかのナショナルチームのメンバーが大会に出ている時に私が出られない試合もあって。ほかの人の結果とか見ると、入賞や表彰台に乗っていたので。自分も早く大会に出て、やりたいなと思っていてモチベーションはずっと高いところにありました。

ジャンプする時は、怖いという気持ちを、振り切ってやるようにしていて。怖いからと後回しにしていると、どんどん気持ちが弱くなって出来なくなるから。やるって決めた時にはやるようにしていました。気持ちは自分で高めていく時もあるし、本当にムリだと思ったら周りの人から背中を押してもらう時もあります。

(身長149センチという)体格差は気にしていません。自分がやりたいことをやるという感じです。大会前は、表彰台にいるイメージをする時は時々あります。でも、技のイメージトレーニングは、全然しないですよ。結構感覚で、いつも覚えているタイプなので。イメージするよりは、直接やって覚えるみたいな(笑)。

雪上では、まるで「小さな巨人」のよう

――豪快かつ魅力的な技で、まるで「小さな巨人」のようです。体のケアや大技を繰り出すための体作りや秘訣は?

小さな巨人……(笑)。秘訣はないのですが、2017年の夏からジムに通って、結構筋肉をつけようと学校終わりに毎日行っていました。土日は宮城のほうにスノーボードの練習に行っています。

体のケアにも細心の注意を払って取り組んでいると話した岩渕選手(撮影:尾形文繁)

脂肪だけじゃ、ちょっと良くないじゃないですか(笑)。筋肉で体重を増やさないといけないと言われて、筋トレを始めました。スロープスタイルとビッグエアは体重をのせるために必要で、体重があるとスピードに乗って高く飛べるんです。筋トレは、大体1時間30分~2時間を休みながら行います。筋トレ中は、ここの筋肉を使っているというのを意識してトレーニングをしています。

ビッグエアはそこまで息はあがらないですけど、スロープスタイルは、滑り終わった後は、結構息があがります。家が岩手で、夏場練習しているところが宮城だから、土日だけスノーボードの練習をします。

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