――最終的には社長である早川さんが承認されるのでしょうが、ご自身が「こういう本を出したい。こういう作家を見つけてきたので、出したい」というのは?
あります。自分で取りに行ったのは、10%か15%前後かな。年によって違いはありますが、年間当たり20作品とかそのくらいですかね。原則としては合議制です。編集企画というのはそういうものです。
ただし最終的には私が、売れるも売れないも、全部1人で判断します。責任者ですから当たり前です。(そういう意味で)全部関与しているかといえば、全部関与しています。
現地で情報を集めることが大事
――版権を取るか取らないかをどうやって決めていますか。
翻訳するかしないか、自ら向こう(外国)へ行くことです。現地では、日本にまだ入ってこないニュースとか情報に出合うことがあります。「おお、こんなに熱いんだ」とか、「こんなに熱く語られているんだ」とわかる。そうすると「これは日本で出さない手はないだろう」と考えます。「日本で」っていうのは、「日本の出版社で」というのと、「早川書房で」という2つの意味があります。
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