商品名に「シャンパン」を付けても問題なし

業界団体の訴えを裁判所が却下

 欧州司法裁判所(ECJ)は、ドイツのディスカウントストアによる「シャンパン・シャーベット」の販売を差し止めるよう求めたシャンパン業界団体の訴えを却下し、シャンパンが多少でも含まれていれば商品名にすることができるとの判断を示した。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Stephane Mahe)

[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州司法裁判所(ECJ)は20日、ドイツのディスカウントストアによる「シャンパン・シャーベット」の販売を差し止めるよう求めたシャンパン業界団体の訴えを却下し、シャンパンが多少でも含まれていれば商品名にすることができるとの判断を示した。

同裁判は、5年前にドイツのディスカウントストア「ALDI」が、シャンパンを12%含む商品を「シャンパン・シャーベット」として販売したことがきっかけ。シャンパン業界団体は、本物のシャンパンの高級イメージにただ乗りしたとして、販売差し止め訴訟をドイツの裁判所に起こした。

結局、ドイツの裁判所は欧州司法裁判所に判断を委ねた。欧州司法裁判所では、シャンパンやギリシャのフェタチーズ、スペインのリオハワインなど欧州連合(EU)が認定した保護すべき原産地呼称(PDO)の商業利用に関して判断を下している。

同裁判所は、シャーベットには原産地呼称保護のルールは当てはまらないとし、「シャンパンの風味を特徴のひとつとして持つ場合、シャンパン・シャーベットの名前で販売できる」とし、「商品名がシャンパンという原産地呼称から過度な恩恵を受けたとは言えない」との見解を示した。

ただ、「ALDI」ではかなり前からシャンパン・シャーベットの販売を取り止めている。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「生活定点」で振り返る平成
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
海外進出、そして株式上場へ<br>新日本プロレスの復活と野望

どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。