40代でも「姿勢」は良くなる、寝る前3分改善法 「レジェンド葛西紀明」が解説!体幹の鍛え方

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姿勢を良くするために、私がいちばん意識しているのは「体幹を鍛える」ことです。ただ、その前に、みなさんにぜひ気をつけていただきたいのは、「いまの自分の姿勢をきちんと知る」ことと「姿勢が悪くなる習慣をなくす」ことです。

「ラクな姿勢=疲れない姿勢」ではない

【1】「いまラクな姿勢」はじつは歪んでいないか、考える

自分にとって「いまラクだ」と思っている姿勢が、じつは「悪い姿勢」になっていることも少なくありません。

「ラクな姿勢」を聞いてみると、「足を組む」「左右どちらかに体重をかける」「胸を突き出して腰をそらせる」など、いろいろな姿勢があります。

しかし、そんな人たちをよくよく見てみると、足を組み直してみたり、体重のかけ方を左右変えてみたり、背中を丸めてみたりと、頻繁に姿勢を変えているケースもとても多いものです。

なぜコロコロ姿勢を変えるのかというと、「そのまま同じ姿勢が続くと疲れる、体に負担がかかる」ために無意識に体を動かしているのだと思います。

私は、取材やインタビュー、講演会で1時間以上話すこともありますが、立っている間も、座っている間も、ほとんど姿勢を変えません。なぜなら「疲れない姿勢」ができているからです。

頻繁にコロコロ姿勢を変える人は、じつは「正しい姿勢」できていない可能性も高いので、注意してください。

【2】パソコンやスマホ使用時の「ねこ背」にも注意する

もう1つ、「姿勢を悪くする習慣」として注意してほしいのは、パソコンやスマホを使用するときの「前のめりの姿勢」です。ノートパソコン、モニター、スマホと使用するものによって異なりますが、往々にして首が前に突き出て、曲がりがちです。

前のめりの状態になれば肩や背中が引っ張られるので、背中も丸くなり「ねこ背」になりかねません。さらに、この姿勢のままでずっと作業をするのですから、首、肩、背中、腰と上半身は凝り固まってしまいます。これでは、体に歪みが生じて「悪い姿勢」になってしまいますよね。

では、どうすれば、姿勢を良くすることができるのか。私が実際にやっていて、みなさんにおすすめしているのが、次に紹介する「体幹トレーニング」です。

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