ぐっちーさん「日本型組織の致命的弱点とは」 大相撲と大企業の不正問題の根っこは同じだ

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また何とも難しいレースが回ってきてしまいました……。

2歳牝馬の女王を決める、阪神JF(ジュベナイルフィリーズ、10日阪神競馬場11R)であります。もちろんG1で、現時点での女王決戦。来年の桜花賞(春の3歳牝馬女王決定戦)が同じコースで行われることを考えると、参考レースとしても十分価値があります……が、実際この年齢の牝馬となるとゲートも歩様もまだまだ安定しておらず、絶対視すると穴にはまる、傾向にあります。ところが!!

阪神JFは「オルフェーヴル産駒2頭」が抜きん出ている

今年はなんとあのオルフェーヴルの初年度産駒が2頭も参戦。ロックディスタウンと、ラッキーライラック。いずれもすでに重要な一戦で勝利を挙げており(前者は札幌2歳S、芝1800メートル、後者はアルテミスS、東京芝1600メートル)。

特に前者のロックディスタウンに至っては、牡馬をねじ伏せ、上がり3F(600メートル)32秒台ですっとんでくるという、すさまじい能力を見せました。この年齢の牝馬としてはちょっと考えづらいデータですね。

ということで、いろいろ可能性はありますが、今回は素直にこの2頭。2頭固定から、その他への3連単でもいいかもしれませんね。実に楽しみであります!

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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