日経平均続伸、終値で2万2700円台を回復

中国の11月製造業PMIが市場予想を上回る

 11月30日、東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国市場でナスダック総合が大幅安となった流れを引き継ぎ、半導体・ハイテク関連株に売りが先行。写真は都内の株価掲示板。9月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国市場でナスダック総合<.IXIC>が大幅安となった流れを引き継ぎ、半導体・ハイテク関連株に売りが先行。寄り後まもなく節目の2万2500円付近まで下落したが、中国の11月製造業PMIが市場予想を上回ったことで、先物に買い戻しが入った。出遅れていた金融セクターや鉄鋼、不動産などが買われたほか、後場は半導体・ハイテク関連株もやや下げ渋り、指数の上昇に寄与した。終値は乱高下した11月9日以来の高値水準を回復した。

TOPIXは前日比0.33%高で取引を終了。東証1部の売買代金は4兆5393億円と活況だった。業種別では海運、証券、陸運などが上昇率上位にランクイン。半面、下落率トップは電気機器だった。ファーストリテイリング<9983.T>の大幅高が日経平均を約45円押し上げた。市場では「ハイテク株のオーバーウエートを調整する動きが続いたものの、完全にハイテク株を外すという投資家は少ない。手掛かり材料が乏しく、短期トレーディングなどで値幅が出やすくなっている」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、日清紡ホールディングス<3105.T>が大幅高。同社は29日、1500万株、200億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。需給改善や株主価値向上を期待した買いが入った。半面、ファーストブラザーズ<3454.T>は軟調。29日に発表した通期利益予想の下方修正を嫌気した。相対的に利益率の高い不動産投資案件の売却時期が来期にずれ込む見込みとなったことなどが背景という。

東証1部の騰落数は、値上がり1070銘柄に対し、値下がりが878銘柄、変わらずが89銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22724.96 +127.76

寄り付き    22601.83

安値/高値   22502.68─22748.32

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1792.08 +5.93

寄り付き     1787.37

安値/高値    1779.08─1795.85

 

東証出来高(万株) 244557

東証売買代金(億円) 45393.24

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