教育現場とは何を教え、何を学ぶ場か?

背中を見て育つ、という言葉の原点に立ち返れ

自分が小学生の「自由研究」のネタに

やはり面白い先生ってのはいろんなところにいるもので、授業でボクの講演を生徒に聞かせて感想文を書かせたり、拙著『創造力のつくり方』(角川書店)を課題図書に設定したりされた学校もあるそうです。

それはそれでありがたいし、ツイッターなどでボクの発言を繰り返されている方々を見ていると、自分って意外と影響力があるのだなと実感して背筋がピンとなります。 

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小学生が書いた自由研究のノート。「盲信して猛進する」の講演内容をまとめ、何を感じたかを書いている

とくに身が引きしまったのが、この写真でした。なんと、講演を見てくれた11歳の男の子が、小学校の「自由研究」でボクのことを取り上げてくれて、「盲信して猛進する」を実践したことを報告しているのです。

ボクはこの講演で、自分の人生について「盲信して猛進する」と表現し、「自信に根拠を求めずに、とにかくいろんなことをやってきたからこそ、うまくいったのだ」と話しました。

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どのように「盲信して猛進した」結果、英検3級に合格したかを報告

小学生の彼はボクの話をまとめたうえで、自分ならできると信じて(盲信して)、英検3級の勉強に臨んで(猛進して)、見事合格したことを報告してくれています。英検3級といえば中学卒業レベルなので、とっても立派です。

この子のことは、ツイッターで関係者の方からお知らせいただいて知りました。18歳の人生論を、11歳が自分で考えて実行する──。講演をした側として、こんなにうれしいことはなく、またインターネットの力をひしひしと感じます。

残念ながら、先生からは「自由研究ではないのでは?」という意見もあったそうですが、ボクはしっかりした自由研究だと思っています。一人の人間の思考を分析し、それを自分にも適用してみる。立派な研究です。

むしろ「研究」らしくしようと、アルアルな科学実験をやっても面白くもなんともない。「なぜ生きるのか?」、そして「なぜ学ぶのか?」という自分の人生の核心に触れられるかもしれない機会を、もっと設けてあげてもいいのではないかと思います。

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