俗に「選挙前までは株は上がる」といわれるが、日本株は絵に描いたような上昇。相場の先行きに少し疑心暗鬼だったカリスマ投資家の内田衛は、この間どんな取引をしていたのだろうか。なんと超大型銘柄の日本郵政で
デイトレをしていた。また今後の相場をどう見ているのだろうか。
いつものように、株日記でチェックしてみよう。
【9月25日 月曜日】先週末の日経225先物(12月限)は、20円高の2万0200円、NYダウは、9ドル安の2万2349ドル、1ドル=111.99円、1ユーロ=133.84円。本日の日本郵政(6178)は、14円安の1349円で引けた。16時30分、日本郵政の第2次売り出し価格が、1322円に決定した。本日の終値からすると27円安く、ディスカウント率は、2.00%となった。また、明日26日が9月の権利付き最終売買日で、売り出しで購入できる人は、中間配当25円の権利がもらえる。本日の日経平均は、101円高の2万0397円と反発。
1.5万株申し込みで1.1万株!日本郵政の当選は想定以上
【9月26日 火曜日】日経225先物は、90円安の2万0180円、NYダウは、53ドル安の2万2296ドル。7社に申し込んだ日本郵政の第2次売り出し(PO)の抽選結果は、以下のとおり。野村證券5000株(当選)/5000株(申込)。大和証券も5000株/5000株。あとの5社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券400株/1000株、SBI証券300株/1000株、松井証券300株/1000株、みずほ証券0株/1000株、SMBC日興証券0株/1000株と合計では、1万1000株/1万5000株と予想以上の当選となった。
本日の日経新聞によると、公募の倍率が、1.6倍だったそうだ。当選するには、割り当ての多い証券会社で申し込むのが鉄則で、今回の売り出しでは、野村と大和で売り出し数の半数を占め、みずほ証券、三菱UFJ、ゴールドマン・サックス証券の3社で3割、残りの2割を数十社で配分している。大手なので申し込む人も多いが、やはり今回の当選状況を見ても、割り当ての多い証券会社で申し込んだほうが当選しやすそうだ。本日の日本郵政の株価は、11円安の1338円で寄り付き、そこが安値となり、14時32分には、25円高の1374円の高値をつけ、大引けでは、14円高の1363円となった。
また、14時39分、経営コンサルティング大手のタナベ経営(9644)を1400円(前日比29円安)で100株買う。目的は、株主優待で、「ブルーダイアリー手帳」オリジナル革表紙(3000円相当)をもらうため。ほかにも手帳を株主優待にしている企業は、フジ・メディア・ホールディングス(4676)(権利月9月)、ナカバヤシ(7987)(権利月3月)、最近上場した、ほぼ日(3560)(権利月8月)などがある。私は毎年同じ型番の手帳を10年以上使い続けているのだが、今、使っているのと同じようなタイプだったので、今から革の手帳が届くのが楽しみです。日経平均は、67円安の2万0330円と小反落。
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