――現地版アプリの投入からは3年が経ちました。今、米国におけるメルカリのサービスはどういう段階にあるのでしょう?
メルカリをひとつの機械に例えると、日本生まれの機械だが、アメリカという環境の中で、アメリカの電源につなげてもちゃんと電圧が合って動くということはわかったという段階。競合の関係上、あまり具体的な数字を出したくないが、少なくとも現地で機能することは証明できている。
ただ、サービスの認知度はまだ高くなく、これからもっとマス向けにアピールしていかなければならない。幸い日本ではすでにしっかり利益を出せていて、アメリカでどんな動きを取るかも計画しやすい。だから9月からはアメリカのCEOとして、いっそうこれを加速していきたい。
採用やプロダクト作りも、今かなり現地化を進めている。6月にはアプリそのもののコードのベースを日本と分けた新アプリを出した。ベースが同じままだと、大きな変更をする際、日米両方でその影響に対応しなければならないため、スピードが落ちる。今回の刷新で本当にアメリカ向きの機能を即時に判断、追求できる土台ができた。
アメリカでは人と人とのやり取りが減っている
――サービスをマスにアピールしていくにあたり、今、米国の消費市場、消費者心理などの傾向をどう分析していますか。
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