50代を迎える女性が意識する肌ケアの基本 自己流は禁物、正しい理屈を知っておこう

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では具体的に、どのようなお手入れをしていけばいいのでしょうか。10代後半くらいから化粧水や美容液でお手入れをしている人は多いと思います。お手入れを始めた頃は、新鮮な気持ちで、自分の使っている化粧品の説明どおりにお手入れをしていたはずです。しかし、多くの方はだんだん自己流になってしまい、忙しいとついつい手を抜いてしまいがちです。

エステティシャンに肌がきれいな人が多いのは、基本を知っているからです。肌のお手入れの基本は、次の4つです。

(1)きちんと落とす・落としすぎない
(2)刺激を与えない
(3)保湿成分を補う
(4)肌の乾燥を防ぐ

必要な潤いを落としすぎないように

(1)きちんと落とす・落としすぎない

50代からは肌の水分を保持する力がなくなってきますので、必要な潤いを落としすぎないようにします。そのために、私がおすすめしているのは次の4つです。

・夜はクレンジングだけにして、お湯で洗い流す

・クレンジング剤はオイルフリーのジェルかクリームタイプ

・メイクをしていない方も、日焼け止めや油性のクリームを落とすために、クレンジングを使う

・朝は洗顔石鹸や洗顔料で洗う(※潤いを与えるタイプを使い、ニキビ肌用などの落としすぎるようなものは避ける)

おすすめのアイテムは「フェイシャルスポンジ」です。クレンジング剤や洗顔の泡を拭き取るときに使います。

エステティシャンは両手で2枚を使うのですが、慣れていない方は1枚を利き手で使ってください。力を抜いて拭き取ります。必ず水またはぬるま湯にぬらして、柔らかくして使います。使用した後は石鹸かハンドソープで洗って乾かすのがいいでしょう。硬くなってしまいますので、1カ月に1回取り換えることをおすすめします。

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