台湾「大規模停電」騒動で経済閣僚が引責辞任

全世帯の約半数700万戸に影響

 8月15日、台湾で大規模な停電が発生した。写真は辞意を表明した李世光・経済部長、ハノイで5月撮影(2017年 ロイター/Kham)

[台北 15日 ロイター] - 台湾で15日午後、大規模な停電が発生した。公営の台湾電力によると、全世帯の約半数にあたる700万戸近くに影響が出た。地元メディアによると、16日までに電力は復旧した。

台湾電力などは、同社に燃料を供給している石油・ガス大手、台湾中油の従業員による人為的ミスが原因で、台湾北西部桃園市にある台湾電力の発電所で発電機6基が停止したと発表。台湾電力の広報担当者は、今回の停電は1999年の大地震以来の規模だったと述べた。

台湾当局の声明によると、李世光・経済部長(経済相に相当)は責任を取り辞意を表明。林全・行政院長(首相)は口頭でこれを受理した。

企業への影響は限定的

企業への影響は限定的とみられている。

台湾積体電路製造(TSMC)<2330.TW>と和碩聯合科技(ペガトロン)<4938.TW>は、操業は停電の影響を受けていないと明らかにした。

南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)<8150.TW>は、停電による大きな影響はないとした。株式市場では、加権指数<.TWII>はほぼ横ばいで推移しているのに対し、南茂科技の株価は一時2%安。

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