覆面座談会「就活勝ち組がそっと語る必勝法」 私が内定獲得までに経験した成功としくじり

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インターンシップ先を見つけるために活用したのは、フェイスブックやツイッター。就職サイトのインターンシップサイトは活用しなかった。

――インターンシップは就活の一部のように見えますが、インターンシップ参加は有利になりましたか。

C:私は就職先の企業のインターンシップに落ちたが、本番の選考で受かっている。必ずしもインターンシップが有利になるとは、言い切れないと思う。

「インターン参加で面接半減のケースも」

A:就職先の金融機関のインターンシップ後、社員2人との面談に3回呼ばれた。面談ということだったが、あれはリクルーター面接だったと思う。そして、6月になると、面談に呼ばれた学生の選考が他の学生よりも早く始まった。

別の金融機関では、インターンシップ後の5月中、人事部との面談が3回あった。この金融機関の場合、インターンシップに参加した学生は、面接が1回免除される特典があった。

E:有利に働いた人もいると思う。私は、インターンシップ参加者限定のリクルーター面接には落ちてしまったが、6月から始まる通常ルートの選考で受かった。

ただ、インターンシップをしておくと、その企業に対する情報量がものすごく増えるので、通常ルートの選考で他の学生よりも圧倒的に強かったと思う。

D:インターンシップ参加者をかなり優遇する企業があり、中には面接の回数が半分になるケースもある。しかし、何より重要なのは、インターンシップの選考のため、ES(エントリーシート)を書いたり、面接を受けたりといった経験を積むことだろう。この経験が6月の選考で生きてくる。

B:冬のインターンシップに参加した人材ビジネス会社は私のことを覚えていてくれて、6月の選考では面接1回だけで内定が決まった。しかし、私は就職先の電機メーカーのインターンシップには参加していないし、会社説明会にも1回しか出席していない。インターンシップに参加しなくてもチャンスはある。私の場合、電機メーカーにOG訪問はしたので、それは評価されたと思う。

――他のみなさんはOB・OG訪問をしましたか。

A:私の所属ゼミは20年ぐらいの歴史があるので、まずはゼミの先輩を訪問した。また私の大学では「就職アドバイザー登録」という制度があり、後輩の訪問を受け付けますというOB・OGが、キャリアセンターに、氏名・勤務先・メールアドレスを登録している。

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