iPhoneの「メール」を格段に便利に使う裏ワザ 添付の圧縮ファイルを開くこともできる

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iPhoneのメール機能をもっと便利に使う方法を伝授する(筆者撮影)

ビジネスで最もよく使うiPhoneの機能のひとつは、メールだろう。基本中の基本アプリといえるメールだが、それだけに設定項目が多彩で、間違った設定をしていると、不便に感じてしまうことがある。PCのメールとは使い勝手も異なるため、やりたかったことができないと思う人もいるはずだ。

たとえば、添付ファイルはそのひとつ。iPhoneの場合、基本的に添付ファイルはメールアプリそのもので開くが、対応していない形式だと、中身がきちんと表示されない。メールサービスによっては、プッシュ配信に対応していないため、頻繁にアプリを開き、受信状況を確認している人もいるだろう。今回は、こうしたメールの“困った”を解決する裏技を紹介していく。

1.ZIPファイルを開く

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iOS 11からはやや事情が変わるが、iPhoneに搭載されるiOSは、ファイルやフォルダといった概念を排除しているのが特徴。データはアプリごとに管理するのが基本となり、ファイルを管理するためのファイラーのようなものは存在しない。メールアプリも例外ではなく、添付ファイルも、そのままメールアプリ内で開くことになる。

これが画像ファイルや動画ファイル、PDFなどであれば添付ファイルをタップするだけで中身を閲覧できるが、困るのが、メールアプリが対応していない形式のとき。たとえばiPhoneのメールアプリは、ビジネスシーンでよく使われる、ZIP圧縮の解凍に対応しているはずだが、現実的には開けないファイルが多く、添付ファイルが届いたことしかわからない。

特に、ZIP形式での圧縮は、Windowsだけでなく、Macも標準でサポートしているため、頻繁に使われる。これをiPhoneでそのまま閲覧できないのは、不便と言わざるをえない。「詳細は添付ファイルをご覧ください」と書かれたメールが届き、いざ開こうと思ったら添付ファイルが圧縮されており、中身が確認できないという経験をしたことがある人もいるはずだ。

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