「朝、起きた瞬間」バレる!デキない人の3欠点 「出社前の過ごし方」で、すべてわかります

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最後の、「一流の朝の過ごし方」は、「生産性の高い仕事をする」ことである。

【3】生産性の高い仕事をする

寝起き後の数時間は、自律神経をたっぷり休めたあとなので、集中力もキレッキレで1日のMAX状態に達している。

その朝の数時間で、1日の仕事の8割方を終わらせるくらいの勢いで、重要な仕事にフォーカスして、終わらせてしまうのだ。

朝のいちばん頭がさえているときに、まったく頭を使わずにテレビ番組を見たり、職場で与太話に花を咲かせているようでは、「朝っぱらから二流の暗闇に転落している」とののしられても、致し方がないだろう。

実は二流の朝を過ごしている、恥ずかしい私

これまで、不遜にも「朝起きた途端にバレる!」などと、二流の朝の過ごし方を厳しく糾弾してきた私。

しかし何を隠そう、朝起きた途端にテレビ番組にかじりつき、しし座の星占いに一喜一憂し、ここで挙げたポケットにコーヒー豆を詰め込んで外出した恥ずかしすぎる朝の敗者とは、まぎれもなくこの「自称・グローバル・エリート」である私である。

朝、散歩するまではよかったものの、散歩しすぎて通勤時間に間に合わなくなる、恥ずかしい私。タクシーを呼んでは渋滞に引っかかり、結局電車で行ったほうが早く会社に着くといったことを繰り返している、無計画でだらしのない私。

しかし、私のような「二流の起床者」がこの世からいなくならないかぎり、この世の中は、何ひとつよくならない。

また、「最後に自分を二流といって落としたくらいで、炎上対策したつもりか!」「偉そうに人を一流、二流と格付けしている、お前のほうこそ二流だ!」「最近、ネタ切れですか? 炎上度が落ちてきて、実はいい人感がにじみ出ていますよ?」「お前のコラムなど、一生読まない!」などと酷評しつつも、「嫌も嫌も好きのウチ」で毎週私のコラムを心待ちにし、内心私のことが大好きな、それはそれは暇な人がいなくならない限り、世直しは永遠に完成しないのだ。

なお、私はこの、一向によくならない二流の世の中を少しでも一流に変えるべく、さまざまな人生相談に答えさせていただいている。

みなさん、何か相談相手を選ばない、非常に軽めの人生相談がおありでしたら、朝っぱらからこちらにお送りください。

みなさんからのさまざまなご相談、シンガポールのかなたにて、心待ちにしております。

みなさん、遅ればせながら「グッドモーニング!!」。今日もぜひ、すばらしい朝を!

ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者

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Moogwi Kim

慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。

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