世間が「女子アナ」に誤解している5つの事実

野球選手狙い?ランキングは気になる?

「正直に言っていいですか?『タレント気取り』と言われるのが一番嫌ですね。私も同期の女性アナウンサーもまったくそんな気持ちはないですし、週刊誌やネットがそのように扱っているだけですから」(20代後半の女性アナ)

「僕たち男性アナウンサーでは週刊誌の記事になりませんから、その意味で女性アナウンサーはタレントなのかもしれません。だから、『かわいそうだな』とちょっと引いた目で見ています(笑)」(30代前半の男性アナ)

つまり、「女子アナは撮影現場の華、局内のアイドル」も、「タレント気取り」も、そのほとんどは視聴者のイメージに過ぎないということ。むしろ社員と視聴者の両方から、プロの技術を要求される反面、「ちょっとかわいいだけ、若いうちだけ」などと軽く見られがちなつらい立場のようです。

私はこれまで番組収録や取材、あるいは控室や社食での雑談も含め、多くの女子アナと直接話してきました。その中で印象的だったのは、あるベテラン女子アナの言葉。

「美しさや若さだけなら毎年新人が入ってきますよね。だからけっきょく重要なのはアナウンス技術と人間性ですし、浮かれている人なんていないと思いますよ」(40代前半の女子アナ)

第三者の私から見ても、「あまり個性を出してはいけない女子アナより、アクが強いスタッフのほうがタレントっぽいな」と感じるくらい、彼女たちに浮かれたところはありません。

プロ野球選手との結婚が減った理由

2つ目の誤解は、「女子アナはプロ野球選手や経営者との結婚を狙っている」。いわゆる玉の輿狙いですが、2人の女子アナがこの噂を真っ向否定しました。

「スポーツ選手や経営者との結婚は浮き沈みがありますし、モテるから浮気の心配もあって大変だと思います。それより、普通に仕事をして、家庭や私の仕事も大事にしてくれる人のほうがいいですね。大学時代スクールで仲よくなった他局の同期アナウンサーも同じことも言っています」(20代前半の女性アナ)

「最近は『早く結婚したい』と言っている女性アナウンサーのほうが多いくらいなんですよ。20代で結婚して、順調に出産した先輩を見ているからですし、“女子アナ”という目でさらされなくなるというメリットもあります。だから、『落ち着いた結婚生活を送るためには、普通の会社員がいいよね』という話をしています」(20代後半の女性アナ)

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