世間が「女子アナ」に誤解している5つの事実 野球選手狙い?ランキングは気になる?
各大学の『ミス・キャンパス』やアイドルからの転身もあるなど、今や芸能人よりも憧れの職業となった女子アナ。情報番組やスポーツ番組のみならず、バラエティー番組での活躍も目立ち、さらに彼女たちの恋愛・結婚が毎週のようにメディアをにぎわせています。
しかし、一方で「チヤホヤされてタレント気取り」「プロ野球選手や経営者との結婚で玉の輿狙い」「お金に欲深く、フリーになりたがる」などのネガティブな声も少なくありません。
いったい何が正しくて、何が間違っているのか? 在京キー局の男女アナウンサー計14人からヒアリングした内容をもとに、世間が誤解しがちな5つの現実をつづっていきます(仕事に影響が出てしまうため、コメントはすべて匿名)。
社内マウンティングのターゲットにされる
真っ先に挙げておきたいのは、「女子アナは撮影現場の華、局内のアイドル」というイメージ。確かに、明るさや清楚さなどを求められる女子アナには、そんなイメージがありますが、現実はもっとシビアです。
「他部署と比べても、社内での立場は低いほうだと思います。私たちは会社員ですし、情報番組でもバラエティー番組でも、基本的に『求められたことをやる』という形なので」(20代後半の女性アナ)
ご存じの人も多いように、女子アナのほとんどはテレビ局の社員。そのため、番組出演する有名人の立ち位置であるにも関わらず、社内での立場は他部署の社員と変わりませんし、本人たちは「むしろ低い」と感じることもあるようです。
もともとテレビ局は、「誰が異動させられた」「彼は幹部候補だから」などの噂が飛び交う巨大企業。社歴以上に目立ってしまう分、女子アナはそんな社内マウンティングに組み込まれやすく、男性社員たちが自分の力を示すためのターゲットにされてしまうのです。そのため、撮影現場でチヤホヤされることはあまりないですし、彼女たちもタレント扱いされることを望んでいません。
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